2022.09.22 補正予算質疑

さいたま市議会予算委員会に出席、補正予算の質疑を行いました。
①国際芸術祭
2023年に行う予定の3回目の国際芸術祭ですが、予算額が5.7億円にもおよぶことが分かりました。なお、過去2回においてもすでに10億円以上の予算を執行しています。
一方で、市民意識調査などで、国際芸術祭の開催についてアンケート調査したことはないそうです。
全市民の中で国際芸術祭(トリエンナーレ)がいつどこで行われていたか?知っている人はどれくらいいるのでしょうか?
そしてどれくらいの方々が継続開催してほしいと思っているのでしょうか?極めて疑問です。
市税から行う事業ですので、その歳出削減には努めるべきですし、開催してほしいと思う方々からクラウドファンディングも活用して歳入の確保に努めるなど、今後に向けていくつかの提案はさせていただきました。
②電気代の補填について
6月の予算委員会でも同様の質問をしましたが、全庁的に節電の指示は出ているものの、努力義務程度のもので定量的な削減目標は示されていないままでした。
電気代の高騰については民間企業でも大きな悩みですし、民間ではそのコストは全て経費に降りかかってくるので、収益減となるばかりです。逆に行政では足りないから税金から補填すればよい、という考えでは理解が得られないでしょう。
今後も同様の補正予算が予想されるので、次の定例会までに具体的な節電対策について明示されるよう、要望させていただきました。
週明けの討論では、以上の論点をまとめて、提言したいと考えています。
いずれにしても、今後の財政はさらに苦しくなるでしょうし、それでもまちに対しての投資はしないと自治体としてジリ貧になるし、適切な予算執行をしていかないと自治体として崩壊します。
今、どんな答弁をしても予算は認められてしまう傾向があるし、質疑応答も危機感が欠けるように思っています。
残された任期で課題に対しては厳しい指摘が出来るよう、引き続き取り組んでいきたいと思います。

マイクで話している男性
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