最後の沼影スケートリンク

議会調査日の午前中
最後の沼影スケートリンクに行ってきました
スポーツのまち、さいたま市から市内唯一のスケートリンクが消えます。
夏はプール、冬はスケートと、老若男女楽しめる施設だったことでしょう。
沼影公園or過大規模校解消の義務教育学校
の議論が起きていたのがちょうどコロナ禍だったこともよくなかったのかもしれません。この施設の素晴らしさから少し意識が遠ざかっていた時だったように思えます。
そして、私なりにこのエリアの学区を調べましたが、現在の別所小の過大規模校は武蔵浦和駅以南のいくつかのマンションの学区が昔からの経緯で遠い別所小になっていることや与野南小に通える場所からも別所小に来ているので、子どもたちが溢れており、まずはこの学区を変えるだけで別所小の過大規模校は解消されることや、沼影小や大里小も東西に隣接している小学校区に少しでも移せれば、大規模校を落ちつけられることもわかりました。
学区の変更に手をつけないで、このエリアだけで学校を新設して過大規模を解消するという手段をとったせいで、莫大な費用が発生するとともに沼影公園が消えるというのが、現状の計画です。
都市戦略会議というのも調べましたが、市執行部サイドからもこの点についての議論がなかったように見えます。
つまり、論理的な観点というよりは、この当時の市長および教育長の方針と行政職員の判断から、現行の計画が遂行されているということで、大変残念な事態といえました。
また、この沼影エリアの南側には民地であれば広大な用地も残されており、そこの用地交渉も行政はしていなかった、公用地の中から学校用地を探したから、沼影を失うという判断になります。
沼影公園も沼影小もなくなる、昔から住む方々はこの判断を受け入れることができるのでしょうか?
今日スケートリンクでも、純粋に母校や慣れ親しんだ沼影を大切にしている声も聞きました。
この計画を進めて、よかったと思える方々がさいたま市内にどれくらいいるのか?改めて考えた方が良いと思いました。

  • URLをコピーしました!