さいたま市議会予算委員会
まちづくり委員会所管の審査に出席しました。
①さいたま市の都市計画の方針
②シントシティ建設時の市の対応
③沼影公園周辺の対応
④市営住宅の改修の方針
について質問しました。
①まず、さいたま市の”都心”の定義について確認しました。
私の描く”都心”の機能は行政機能、業務機能、商業機能などを集積することで、移住誘導区域とは切り分けるべきだと考えます。
しかし、さいたま市はこれを切り分けず都心地域の駅周辺にも高層住宅を認めています。本来であれば、住居を作るにしても、商業施設や公共施設と複合化することで、住環境を維持していくべきではないでしょうか?
②その無計画な都市計画によって、様々な弊害が起きており、シントシティに関しては建設が決まる前、3年前にすでに私は住居を作るのであれば、学校、保育所、学童保育など公共施設の確保を検討してから認可すべきと提案していたのに、今の時点で何も対応がなく、すでに子育て世代に多大な影響があり、近隣地域にも波及しています。まだ空地だった時に、新都心地域全体の都市計画を行政が作っていれば、こういう事態にはならなかったはず。
③沼影公園の廃止も、武蔵浦和地区周辺に高層マンションが増えすぎたために起きてしまったことです。
そして、公園を所管する都市局として、公園の重要性は認識しているものの、市の方針である学校建設は了承した、という経緯でした。レジャープールとしての沼影公園は廃止されてしまいましたが、この地域に親水公園としての新たな公園ができれば、街の魅力は上がることでしょう。
今、沼影公園の代替地として公園用地を探しているようですが、小さい街区公園が増えていくようで、子どもたちを遊ばせる場所として適切かどうかは定かではないです。
④市営住宅については老朽化によって、これから改修の時期を迎えてきます。しかし公共施設整備の事業費を未来に向けて縮減していくには、民間委託をしたり、移設・統合したりすることで、現地建て替えより安く維持していくことも大事だと意見をしました。