沼影公園廃止

さいたま市議会12月定例会は昨日閉会でした。
定例会冒頭では議案質疑に登壇
武蔵浦和地区の過大規模校を解消を目的とした新たな3700人を超える巨大な小中9年間一貫の義務教育学校を作る計画の犠牲となって、来年3月を持って沼影公園の廃止と解体を決める議案が上程。
その後のレジャープールを作る代替地もなければ具体的なスケジュールもないまま先に廃止して良いものかを問い、一度立ち止まることを求めても意見は通らず、賛成多数で可決されました。
(私は現状では賛成できないので退席しました。)
その後、補正予算でも、代わりに大里小の室内プールを改修して使用するための14億円という多額な予算が上程。
一方で、沼影室内プールは2025年3月をもって閉鎖されるのでしばらく市民が使える室内プールもなくなり、さらに大里小の子どもたちは1年半にわたって学校のプールも使えなくなることが判明。
この義務教育学校そのものの計画が、過大規模校解消以外のメリットがなにも説明できず、それに伴い他に与えるデメリットがはるかに大きいのに、計画が強行され、議会全体として本来は立ち向かうべきなのに、地元議員が動かないので結果議決は通るという、本当によくない事態になってると思っています。
しかし、2023年はちょうど選挙Yearでもあり、沼影廃止と3700人の新設校を地元が許容して今の議員が選出されているなら、その民意は尊重されるべき。逆に子育て世代・若者世代が選挙に興味なく、この結果になっているなら、さいたま市のまちづくりにもっと目を向けるべきです。
正しいことを自信をもって正しいといえる議会であってほしいし、既得権益は壊していきたいし、今の立場で自分ができることは精一杯やっていきたい、、、と思います。

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